タイ移住の話② 日本出国 ~ ASQホテルへ

タイ生活

はじめに

移住先の国をタイに決めてからほぼ1ヶ月で準備して渡航となりました。
日本でやり残したことがあるような気がしないでもないですが、やるべきことは終わったと思います。

ここでは、日本を出国してASQホテル滞在までをまとめ用途思います。

関西国際空港へ

そして渡航日。
日本→タイへの飛行機は、関西国際空港からタイ国際航空で取りました。

前の日は空港近くのホテルに泊まりました。
このご時世なので、当日予約で半額以下で泊まれたりします。

関西空港は、飲食店は大体空いている感じでしたが、物販の店はパラパラと空いている感じです。
また、日本人より帰国の外国人が多かった印象です。

注意しないといけないのが、搭乗口付近のトイレが使用禁止になっていることです。
トイレの場所が限られますので、空いている場所の把握は必要と思います。

個人的に良かった件は、搭乗口で子供の遊び場が開いていたこと。
店が何もない状態なので助かりました。

出国のときは、入国に必要な書類の確認はありましたが、特にトラブルもなくすんなり進めました。

約6時間のフライト。
乗客は10人弱で飛行機の中はスカスカでした。

バンコク スワンナプーム国際空港 到着

バンコクのスワンナプーム国際空港に到着。

飛行機から降りたら係員の指示に従って進みます。

イスが並んだ通路を歩いていくとゲートの前にイスの並んだエリアに着きました。
番号の書かれた名札を渡されて、それを付けて座ります。

ここでは係の人がパスポートや保険、ASQなどの書類一式の提示が求められます。
この後も何度か提示を求められるので、書類はファイルか何かにうまとめて持っていたほうが良いです。

書類のチェックが終わったら、検疫カウンターの列に並ぶよう指示されます。
検疫カウンターでは体温測定tや、T.8フォームの確認が有ります。

さらに歩いて「Immigration・入国管理」へ進みます。
その手前に軍服?を着た職員による入国者リストとのパスポートの照合があります。
名前があれば「Passport Control・入管」へ移動し、入国手続が行われます。

その後は荷物をピックアップし、税関を通り抜け(検査なし)到着ロビーに出ることが出来ました。

到着ロビーにつくとホテル名の書かれたプラカードを持った方がいて、ホテルまで送迎してくれます。
ちなみに同乗者はおらず、うちの家族だけの貸し切りでした。

飛行機から降りて到着ロビーに出るまでに1時間近くかかりました。

「入国審査に時間がかかるから子供のおもちゃを持ってきたほうが良い」との事前情報を得ていたので事なきを得ましたが、子供連れで入国する際は退屈しのぎになるものを用意しておいたほうが良いです。

ASQホテルの生活

ホテル到着

ASQホテル到着後は車の中で検温と、アルコールでの手指消毒を行います。

対応されるスタッフさんも全員防護服を着ての対応です。

その後はすぐに部屋に案内されました。
荷物は自分たちで運びます。
荷物も含め、全身に消毒薬をかけられるとの噂を聞いてたのですが、特に無くそのまま部屋まで案内されました。

今回私達が泊まったのは「ソリティア バンコク スクンビット 11」
隔離生活のため、部屋から出れず、サービスもあまり受けられなかったので分からないですが、平時だったらよいホテルだったんだろうなという印象です。

※到着時は写真を取る暇がなかったため、チェックアウト時に撮影しました。

実は、ASQホテルは別のホテルを予約していたのですが、渡航の1週間前にそのホテルがASQサービスを停止するとのことで、系列のこのホテルを紹介されました。

結果的に料金据え置きで、1LDK相当のスイートにランクアップしてもらえてラッキーでした。

机もあり、仕事中は妻に子供とリビングで遊んでもらえて助かりました。

ホテルとのやり取りについて

ホテルの部屋につくとラインアプリのQRコードが置いてありました。

ラインでホテルのフロントとのやり取りや日々の体温の送付などができるので、英会話が苦手な私でもコミュニケーションが取りやすかったです。

また、スタンプを多用してくれるのも親しみを持てました。
こちらの画像は毎日の体温測定結果を送るときのもの。毎回スタンプが帰ってきます。

ちなみに、タイはラインの普及率が高い国です。
個人間のやり取りはほぼラインみたい。

滞在中の流れ

  1. 計3回のPCR検査
    滞在2日目、5日目、12日目
  2. 1日2回の体温測定
    7時~8時、18時~19時の間にそれぞれ送信
  3. 食事:1日3回、下記の時間に運ばれてきます。
    朝食:07:30~08:30、昼食:12:00~13:00、夕食:17:00~18:00
  4. ゴミ捨て
    指定の袋に入れて部屋の前に出しておく(20時回収)

食事について

前述のように、滞在中は部屋の外へ出れなくなったので、食事が一番の楽しみです。

メニューは1日の献立が何種類か用意されていて、その中から好きなものを選ぶ形でした。

メニューの書かれたGoogleフォームのURLがラインで送られてくるので、そのリンクから予約します。
1日毎に人数分、朝、昼、晩の3食を指定しまし。

それぞれ何種類かメニューが有り、その中から選びます。

週の献立は定期的(1週間?)に変わるようでした。

ただ、送信した内容がこちらからはわからないため、こんなもの頼んだっけ?というのが何度かありました。
たまに、違う部屋の番号が書かれた弁当が入っていたり、3人なのに4人分入っていたりとおかしな点もありましたが。。。

全体的に好みの味で、食事には満足していました。
ただ、油ものが多かったので、後半は朝食のオムレツとかコーンフレークなどがありがたかった。

朝ご飯はパックジュースが付いてくるんですが、お願いすると多めにもらえたのが良かったです。

献立の一部はこちら
料理名は不明なのがありますが、2日めの朝食、昼食、夕食です。

朝食:左からレーズン入りコーンフレーク、オムレツ&ソーセージ&パン、豚肉の炒めもの&もち米
あとはサラダにフルーツ、オレンジジュース、コーヒーなど

昼食:ハム&チーズサンドイッチ&フライドポテト、鶏肉の炒めもの、蒸し鶏のトマトソースがけ?
あとはサラダ、フルーツ、チョコパンなど。

夕食:チャーハン、鶏肉の炒めもの、チーズパスタ
あとは、サラダ、鶏の空揚げ、フルーツ、ココナッツミルク&タロイモ?

驚いたのが、タイ米にも「もち米」があったこと。もちもちして美味しかったです。

各食事はパックに入って届けられます。
毎食デザートにフルーツが、朝食にはオレンジジュースが出てくるのが嬉しかったです。

ハプニングなど

①部屋から出れなくなった

最初の説明では、1回目のPCR検査で陰性なら1日1回のお散歩(ルーフトップの広場)や、2回めの検査が陰性ならジムの利用が出来るとのことでした。
しかし、滞在中にバンコクの規制強化が行われ、それらが無しになりました。

聞かされたのは1回目のPCR検査を終えた後に、明日から外出れるぞーと思っていた矢先だったので余計にショック。
結果、部屋から一度も出れず(出るのは3回あるPCR検査のときのみ)室内のみで過ごすことになりました。
この点は部屋が広くて助かりました。

部屋の中を徘徊することが多かった気はします(笑)

②掃除が無かった

当初は2日に1回やってくれるとのことでしたが、①と同じく無くなりました。

掃除は無かったですが、タオルやシーツは言えば交換してくれました。
シーツの張替えは自分たちで。
また、トイレットペーパーやアメニティの補充もOKでした。

また、モップも借りて床掃除はしていました。

が、一番困ったことはシャワールームの排水。
初めから排水速度は緩やかだったのですが、7日目ごろからは全く流れず。
掃除しようにも排水溝の蓋が取れず。。。

幸い、湯船が別にあったのでそちらを使っていました。

③子供が号泣

日本で受けたPCR検査が痛かったのか、こちらで行う検査の3回とも号泣してました。
こっちに来て1回目の検査は鼻水ずびずびだったので、軽く鼻先をすくうだけで終えてくれました。
それでも恐怖がかって、号泣して大変でした。
親二人で押さえつけてなんとか。という感じでした。
痛かったね。ごめんよ。

そもそも一緒に過ごしている上で子供だけ陽性の可能性は低いので、5歳未満は免除とかしてもらえたら良いのに。

小さい子と渡航する際は覚悟してください。
ちなみに、日本とタイでどちらが痛いか?と聞かれても、人によるとしか言えません。

あったら便利なもの

隔離期間が終わったら買い出しに行けばよいのですが、隔離中はそれも難しいです。
なので、必要なものがあれば日本から持っていく必要が有ります。

持ってきてよかったもの

①フリーズドライの味噌汁など

たまに恋しくなるので。

また、野菜が少ない食事のホテルの場合は栄養が偏るので、味噌で補うイメージです。

あとは、子供用に味噌汁掛けご飯にして食べさせることもありました。
ご飯が合わずに食べられないときにも便利かと思います。

②お菓子類

毎食デザートに、フルーツが出てくるので甘味は事足りますが、
塩気の効いたスナックとかがたまに欲しくなります。

あとは、子供のおやつ。
移動中や、出国ゲートの待ち時間にも重宝します。

こちらでも割高ですが日本のお菓子も売っているので、ASQホテル滞在中の分のみあれば良いと思います。

③子供の玩具

暇つぶしに最適。

おもちゃでなくても、ノート&クレヨンとか、粘土とか遊べるものがあれば良いと思います。

④スポンジ、洗剤

ホテルでの食器洗い用に。

今回のホテルには簡易キッチンとスポンジ/洗剤は付いていましたが、無い場合はスプーンやコップなどの洗浄に必要です。

⑤胃薬など、薬、常備薬

脂っこい食事が続いたので、お世話になりました。

体調が悪くなったときのために、風邪薬や漢方薬などはあったほうが便利です。
外に出れるようになっても、日本と同じ薬はなかなか見つからないそうなので、その面でも用意しておいたほうが安心です。

特に、現在はコロナで病院が満室。
病院に近づくのも怖いので、家庭療法は大事です。

あれば良かったもの

①洗濯用洗剤、洗濯グッズ

ホテルのクリーニングに出せば事足りますが、今回泊まったホテルはクリーニング代が割高だったので自分たちで洗いました。
洗面台に水を張って、ボディソープで手洗い。
匂いや汚れの落ちがイマイチだったので、専用の洗剤は必要かと思います。

他にも持ち運べるコンパクトな洗濯グッズなどあれば便利かも知れません。

②タイの携帯電話番号

タイで有名なタクシー配車やフードデリバリーのアプリ「Grab」の登録にはタイの携帯電話番号が必要になります。

ASQホテルを出た後の滞在先への移動や、ASQホテルへ出前を取りたい場合など。
Grabを使いたい場面がありました。
ただし、Grabを登録するためにはタイの携帯電話番号が必要です。

入国~ASQホテルの間では携帯の契約が出来ないので、必要な場合は日本で用意する必要があります。

日本で契約可能で検索するとよく出てくる、ベリーモバイルは駐在員向けの割高なプラン(しかも1年間解約できない)なので、AmazonなどでプリペイドSIMを購入するのが良いかと思います。
Amazonで売っているものは8日間だけですが、延長もできるらしいです。(やったことがないため詳細不明)

日本のスマホを持っていく場合はSIMロックを解除しておくことが必須です。

ちなみに、私はASQホテルを出た後にSIMを契約しました。
ホテルにはWifiがありますし、日本の電話をそのまま契約しているので、ローミングで特に問題はありませんでした。
楽天モバイルは海外→日本の通話料は無料で出来るようです。

おわりに

こちらに来て思ったのは飛行機に乗ってからは日本語がまったくないこと。
機内のアナウンスは英語、タイ語、中国語?のみで、日本の国力は小さいんだなと感じました。
(もちろん、ANAやJALなどの日本の航空会社の便や、日本語スタッフの居るホテルでは日本語が通じます)

また、スワンナプーム国際空港では携帯ショップや両替所も含めてすべての店舗が閉鎖しています。
隔離明けまでに携帯電話やタイのお金が必要な場合は日本で手に入れておく必要があります。

 

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